Web担当者が知っておきたいGoogleのSEO対策でも使える検索オプション
Googleで何かを検索する際、検索の効率を上げる方法として「検索演算子」というものを使うことがあります。
一般的には、除外「-」や演算子「OR」、フレーズ検索「””」を使って細かい検索ができるのをご存知の方はいるのではないでしょうか。
Googleの検索オプションにはあまり知られていない沢山のコマンドがありまして、なかでもWeb担当者が知っていると何かと使えるコマンドもあります。
ここでは、自身のサイトがどのように観られていか、サイトについて詳しく調べたい時に使える検索オプションを簡単にご紹介します。
SEOの観点からサイトを検証するために、自身のWebサイトがどのように表示されているのか、どのような状態なのかを確かめたい時に役立ちます。
Google検索コマンド
ドメインやページURLで検索していきますが、「http://」「https://」は省いて大丈夫です。
site:
サイトのインデックス登録状況が確認できます。
「site:」のあとにドメインを入れて検索。
例)site:blanche-toile.com
実際に検索したのがこちら
どのようにタイトルやディスクリプションが表示されているかしっかり確認できます。
このように検索窓でコマンドを使って検索します。
それでは続きをどんどんいきましょう。
info:
ページに関する情報が確認できます。
1ページごとの確認になります。
(公開したばかりのページなどまだインデックスされていない場合は情報が取得できません。)
例)info:blanche-toile.com/tools/circulator-fan-air-conditioner
link:
指定したページのリンク元(被リンク)を調べることができます。
related:
指定したページに類似したサイトが一覧で表示されます。
intitle:
タイトルに含まれるページが検索できます。
例)intitle:赤ワイン
allintitle:
複数のキーワードで、タイトルに含まれるページが検索できます。
キーワードは半角スペースを空けて入力します。
例)allintitle:赤ワイン アルゼンチン
intext:
ページ内のテキストを検索できます。
allintext:
複数のキーワードで、ページ内のテキストを検索できます。
inanchor:
アンカーテキストに含むページを検索
例)inanchor:赤ワイン
allinanchor:
inanchor:の複数版。
inurl:
URLに含まれるキーワードを検出できます。
例)inurl:redwine
allinurl:
inurl:の複数版。
マニアックなGoogle検索コマンド
filetype:
特定の資料を探したい時などに。
例)filetype:pdf セキュリティ
これでセキュリティに関するPDFの一覧が表示されます。
PDF資料もWebに上がっていれば検索対象になるので、資料等もしっかり作り込んでいればSEO効果が高まります。
cache:
cacheはSEO対策にはあまり関係してこないかもしれないですが一応ご紹介。
サイトの最後のキャッシュが確認できます。
ファイルを更新したけど、前の表示どんなんだっけって時に(キャッシュが更新されていなければ確認できます。)
まとめ
Googleの検索オプションはまだまだ沢山ありますが、今回はSEO対策に使えそうなコマンドだけ紹介しました。
「site:」でサイト全体のインデックス情報が見れるので、タイトル、ディスクリプションはわかりやすいか確認もできますし、公開したばかりのページがちゃんとインデックスされているかも調べれます。
公開したばかりのページは「info:」で情報が取れるかどうかでもインデックス登録状況が確認できますね。情報が取れなかったらまだインデックスされてないということなので。
また、「related:」ですと競合のWebサイトを調べて対策をするなり「intitle:」あたりでタイトルSEOに関するテコ入れを考えるなど、サイトの改善に役立つでしょう。