情報化社会で差をつける!Feedlyで情報収集をレベルアップするPC&スマホ連携術



情報過多な現代で、必要な情報だけを効率的に収集したいと思ったことはないでしょうか。
現在はニュースアプリも多く存在しますが、独自のアルゴリズムで情報が流れたり情報の量も多いため、膨大の情報の中から必要な情報を探すのも大変です。また、最新情報を見逃してしまうこともあります。

仕事や学習で必要な分野で情報収集を行うなか、信頼できる情報源からいち早く効率的に情報を収集できるよう、RSSリーダーを利用することをお勧めします。
RSSリーダーは、登録したサイトのRSSフィードを定期的に巡回し、更新情報や新着情報を自動的に取得することができるツールで、情報収集から管理まで効率的に行うことができます。
情報過多な現代だからこそ、RSSリーダーを使って必要な情報を効果的に収集・整理し、時間と集中力を最大限に活かしましょう。

ここでは、代表的なRSSリーダーとして、多機能で使いやすく多くのユーザーに支持されてる「Feedly」をご紹介します。
基本は無料で利用でき、シンプルな画面デザインなので、初心者でも使いやすいツールとなっています。
また、Feedlyはスマホアプリだけでなく、PCでもWebブラウザの拡張機能もあるので、同じアカウントでPCとスマホを連携して利用することができます。
通勤中はスマホで気になる記事をチェックし、後でPCでじっくり読む」「PCで収集した情報を、スマホで外出先でも確認する」など、効率的に情報収集、閲覧、管理をするといいでしょう。

モバイル端末のFeedlyアプリ


ここではiOSを例に説明していきますが、iPadやAndroid端末でも提供されています。
Android端末では、Playストアからインストールして利用できます。
どの端末も使い方はほとんど同じです。

App Storeにて検索窓に「Feedly」と入力して検索し、「Feedly – Smart News Reader」をインストールします。
Feedlyアプリがインストールできましたら起動し、アカウントを作成してログインします。アカウントの作成はメールアドレスとパスワードの設定のみで、すぐに利用開始できます。
ログインしましたら、画面下のメニューのフィードを追加するアイコンを選択して、サイトのRSSフィードのURLを入力します。
検索は、URLだけでなくサイト名でも検索することができます。
表示された対象のサイトを選択します。

FeedlyアプリのインストールとRSSフィードの検索



サイトのRSSフィードのURLは、対象のサイトに設置してあるフィードボタンから、XML形式で記述された画面のアドレスバーからコピーしてくるなどして取得します。

対象のサイトのRSSフィードのプラスボタンを選択し、管理するフォルダを作成して追加します。
既に追加されているサイトはチェックマークとなっています。
追加したサイトはメニューのフィードの一覧から確認でき、追加したすべて(All)のフィードや対象のサイトを選択して、更新情報や新着情報を確認できます。
サイトの追加は、メニューのフィードの一覧の「Add Content」からもできます。

Feedlyアプリへのサイトの追加と表示



フィードの表示は基本、未読の情報が表示されるようになっています。
既読の情報もすべて表示する場合は、「View All Articles」のボタンを選択して表示を切り替えます。

Feedlyアプリの表示(既読の情報も表示する)



気になった情報を、あとでゆっくり確認したいこともあるでしょう。
もちろん、あとで読むための機能もあります。
対象の記事を横方向にスライドさせるスワイプ操作をするだけで、Read Laterが設定され、メニューの「Read Later」の項目から手軽に確認できるようになります。

Feedlyアプリのあとで読むRead Laterの設定



このように、モバイル端末での情報収集と管理は、Feedlyで手軽にそして効率的に行えます。

PCのブラウザの拡張機能


FeedlyはPCでもアクセスすることができ、Webブラウザの拡張機能を使うことで便利にFeedlyを利用することができます。
Windowsユーザーの既定のブラウザが Microsoft Edgeで、MacでもMicrosoft Edgeをインストールして利用することができますので、FeedlyのPCとの連携については、Microsoft Edgeの拡張機能で活用する方法をご紹介します。

Edgeの拡張機能といっても、なかなか使いやすいFeedlyの拡張機能がないので、Chrome ウェブストアからEdgeに拡張機能をインストールします。Chromeの拡張機能は、Edgeでも使えるものがあります。
ここでは、「Feedly Mini」という拡張機能をご紹介します。Chromeをご利用のユーザーも同じ拡張機能を利用してみてください。

Chrome ウェブストアの拡張機能のページにアクセスしましたら、検索窓に「Feedly Mini」と入力してEnterキーで検索し、Feedly Miniを選択します。

Chrome ウェブストア(拡張機能
https://chromewebstore.google.com/category/extensions

Chrome ウェブストアの拡張機能のページにアクセスして、Feedly Miniを検索する



Feedly Miniにて、「インストール」ボタンまたは画面上部に表示されている「Get extension」のボタンを選択し、Microsoft Edgeに追加することを確認して、「Add Extension」ボタンから拡張機能をインストールします。

Feedly Miniの拡張機能のインストールする



インストールしてよく利用する拡張機能は、ブラウザのツールバーの拡張アイコンから、ピン留めを設定しておくといいでしょう。
初回利用時は、Feedly Miniのアイコンを選択し、お持ちのアカウントでログインします。

Feedly Miniのアイコン管理とログイン



これで、スマートフォンなどのモバイル端末とPCとで、連携して利用していくことができます。

Webブラウザの拡張機能では、サイトの閲覧時にツールバーのFeedly Miniのアイコンを選択することで、RSSフィードを配信しているかが確認でき、「Follow in Feedly」のボタンから手軽に追加することができます。
Feedlyのページが表示され、「Follow」ボタンから管理するフォルダを選択して追加します。

Feedly MiniでサイトのRSSフィードを追加する



Webブラウザ版のFeedlyも、メニューはスマホアプリとほとんど変わらず、画面もシンプルで使いやすいと思います。

Webブラウザ版のFeedly



WebブラウザでのFeedlyへのアクセスは、ブラウザのホーム画面でFeedly Miniのアイコンを選択、または閲覧ページでFeedly Miniのアイコンを選択して「Already Following」や「Explore」のボタンからアクセスする流れになります。

WebブラウザでのFeedly MiniからFeedlyへのアクセス



ほか、Feedlyページをブックマークなどで管理するのもいいでしょう。

最後に


Feedlyのように、iPhoneやiPad、Androidといったモバイル端末とPCなど、さまざまな端末で利用できれば、自分のタイミングとベストな環境で、情報収集や管理ができます。

Feedlyを活用すれば、情報収集の質と効率が劇的に向上します。
ぜひお試しください。

また、どの情報源が信頼できるかは、個人で情報リテラシーを高める必要はあります。
ご興味がある方は、ぜひ参考にしてください。