WindowsでXAMPPを使ってローカル開発環境を構築して実際にサイト制作などする際、複数のドメインを管理できると非常に便利です。
そこで複数のドメインを扱えるようにするには、バーチャルホストの設定をしていきます。

まだXAMPPでローカル開発環境を整えていないという方はこちらで説明しています。

WindowsでXAMPPを使ってWeb開発環境(ローカル開発環境)を構築

 
ここではXAMPPでバーチャルホストを設定して複数のドメインを使う方法をご紹介します。

 

バーチャルホストの設定ファイルの読み込み確認

まずはバーチャルホストの編集ファイルが有効になっているか確認します。(昔はコメントアウトされていたような気がしたので)

一応、念のため。

ファイルの場所は「C:¥xampp¥apache¥conf¥httpd.conf」です。
httpd.confの516行目あたりの「Include conf/extra/httpd-vhosts.conf」部分の先頭のコメントアウト「#」があったら削除しておいてください。

バーチャルホストの設定ファイルの読み込み確認

 

バーチャルホストの設定ファイルを編集

バーチャルホストのconfファイルを編集します。
編集するファイルは「httpd-vhosts.conf」です。

ファイルの場所は「C:¥xampp¥apache¥conf¥extra¥httpd-vhosts.conf」です。

まずは、httpd-vhosts.confの20行目あたりの「NameVirtualHost」部分のコメントアウトの「##」を削除して解除させます。

バーチャルホストの設定ファイルを編集

 
続いて、一番最後に以下の記述を追加します。
例として、ローカルで「example.com」というURLで「C:\xampp\htdocs」のexample.comフォルダにアクセスできるようにしてみましょう。

<VirtualHost *:80>
	DocumentRoot "C:\xampp\htdocs\example.com"
	ServerName example.com
</VirtualHost>

DocumentRoot : ドキュメントルート
ServerName : サーバーのホストネーム(バーチャルドメイン)

必要に応じて上記の4行を追加していけばいいです。

 
htdocs内にexample.comというフォルダを作ってHello worldと表示されるindex.htmlを置いておきました。

このあとhostsの設定をしたら確認しましょう。

 

hostsの設定

最後にhostsファイルを編集します。

ファイルの場所は「C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts」なんですが、管理者権限でないと編集することができません。

そこで、コマンドプロンプトを使います。

よく黒い画面と言われるやつです。
でも難しいことはしないので大丈夫です。

簡単です。

Windowsのシステムツールあたりにコマンドプロンプトがあります。
コマンドプロンプトを右クリックして、「管理者として実行(A)」を選択すると、管理者のパスワードを聞かれます。
パスワードを入力したらコマンドプロンプトが立ち上がり、現在の場所が「C:¥Windows¥System32」になっているのがわかります。

 
ここからcdコマンドでフォルダを移動します。
cdコマンドはディレクトリを移動するためのコマンドです。
cd drivers¥etc」と打ち、Enter。

すると「C:¥Windows¥System32¥drivers¥etc」に移動したので、「notepad hosts」と打ってEnter。

 
etcフォルダのhostsファイルを管理者権限でメモ帳で開きました。

一番下の行にIPアドレスとドメインを入力
(IPアドレス 半角スペース URL)

 
ローカル環境のIPアドレスは、自分自身を指す特別なIPアドレス、ローカル・ループバック・アドレス(127.0.0.1)を指定します。
そのあと半角スペースをあけてドメインを入力します。

終わったら保存して終了です。

 
あとは一度XAMPPを再起動させればOKです。

実際に設定したドメイン「http://example.com」をブラウザで叩いてみるとHello worldと表示されます。

 
うまくいきましたね。

オフラインで動くXAMPPで複数のドメインを使えるといろいろ便利です。
是非、Web開発やPHPなどのプログラミング学習に役立ててください。