Webサイト(ホームページ)やブログサイトで新しい記事を投稿した後にやっておくべきこと



昨今ではWordPressなどの、CMSで構築したWebサイトやブログサイトで、手軽に記事を投稿されることでしょう。
新規記事の投稿後、SNS等でファンの数が多ければ、投稿記事をシェアするなどしてある程度のアクセスは見込めますが、それほど多くないという人もいますし、オーガニック検索(自然検索)でのアクセスもあるといいです。

検索ロボットの巡回の具合もあり、大体3〜5日、小規模なWebサイトですと、検索エンジンにインデックスされるまで1週間かかることもあります。
特にタイムリーなネタの記事であれば、多くのユーザーが情報収集のために検索しますので、投稿した後はすぐにでも、検索エンジンにインデックスされたいところです。

そこで、新規記事の投稿後にやっておくべきこととして、
Google Search ConsoleやBing Webmaster Toolsで、以下の作業を行いましょう。

  • サイトマップの送信
  • インデックスのリクエストを送信



サイトマップは、WordPressのプラグインで簡単に作成することができますで、All in One SEOやGoogle XML Sitemapsでサイトマップを作成しておきましょう。
また、新規記事のURLに対してインデックスのリクエストを送信することで、早く検索エンジンに伝えることができます。

サイトマップの送信


ここでは、サイトマップの送信方法についてお話していきますが、サイトマップだけでなく、RSS feedの送信も一緒に行っておくと良いでしょう。

RSSとは、Webサイトの更新情報を配信するため技術です。RSS feedも一緒に送信することで、より早く検索エンジンに情報を伝えることができます。
サイトマップの作成と同時に、RSSフィードも作成しておきましょう。

Google Search Console


Google Search Consoleにアクセスしまして、左のメニューから「サイトマップ」を選択して、新しいサイトマップの追加の項目にドメインのsitemap.xmlを入力して送信します。

Google Search Consoleのサイトマップの送信



送信後は、送信されたサイトマップの一覧に情報が表示されます。
サイトマップと一緒に、「https://{ドメイン名}/feed」のRSSフィードも送信しておきましょう。

Bing Webmaster Tools


Bing Webmaster Toolsにアクセスしまして、画面左のメニューから「サイトマップ」を選択します。
画面右上の「サイトマップを送信」ボタンを選択して、サイトマップのURLを入力して送信します。

Bing Webmaster Toolsでのサイトマップの送信



送信後は一覧として、送信状況が表示され確認することができます。
こちらも忘れずに、RSSフィードを送信しておきましょう。

URLのリクエストを送信


上記でお話ししたサイトマップやRSSの送信も行いますが、さらに新しい記事のURLを早くインデックスしてもらうよう、リクエストの送信を行います。

実はこちらが一番速効性があります。
私が経験では、2〜3時間でインデックスされることもあります。

Google Search Console


左メニューの「URL検査」から新規記事のURLを検索して検査します。
通常の画面の検索窓からでも検索して検査できます。

Google Search Consoleで新規記事のURLを検査



URLを検索すると、URLについての登録情報が表示されます。
サイトマップやRSSフィードを送信した後では、すぐに登録されることもありますが、新規投稿のURLの多くは「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。

インデックス登録をリクエスト」のボタンをクリックして、リクエストを送信します。

Google Search Consoleでインデックス登録をリクエスト



リクエストを送ると、公開URLがインデックス登録可能かどうかのテストが行われます。
インデックス登録をリクエスト済みの表示がされれば、インデックス登録の完了です。
OK」ボタンで表示を閉じます。

Google Search Consoleでの公開URLのインデックス登録



URL調査の画面では、「インデックス登録をリクエスト済み」となっているのが確認できます。

Google Search Consoleでのインデックス登録のリクエスト完了



数時間から1日ほど待ってからまたURLを検索すると、「URLはGoogleに登録されています」と表示されていることでしょう。

Bing Webmaster Tools


左メニューの「URL送信」から、画面右上の「URLの送信」ボタンをクリックします。

Bing Webmaster ToolsでURLのリクエストを送信する



URLの送信の設定画面が表示されます。
こちらに新規投稿のURLを入力して、「送信」ボタンでリクエストを送信します。

公開URLの設定とリクエストの送信



リクエストの送信が完了しましたら、送信されたURLリストに情報が表示されます。

Bing Webmaster ToolsでのURLのリクエストの送信完了



そんなにリクエストをすることはないと思いますが、1日に10000URLも送信できます。
URLのインデックス登録状況は、左メニューの「URL検査」から確認できます。

まとめ


新規投稿、特にタイムリーな話題の記事はなるべく早くインデックス登録されて、オーガニック検索(自然検索)からのアクセスを獲得したいところです。

GoogleもBingどちらも、多くのユーザーが利用する検索エンジンです。
地道な作業で、少しでも早くユーザーに情報を発信できるようにしていきましょう。