プログラミング初心者でも簡単に学べるProcessingの始め方(Windows編)

プログラミング初心者の方でも簡単に始められるProcessing(プロセッシング)。
ProcessingはJavaというプログラミング言語をベースとしたもので、ほんの少しだけのコードでプログラムを動かすことができ、すぐに画面で確認できる簡単なプログラミング言語となっています。
ですのでプログラミングがわからないデザイナーの方やプログラミングを学びたいけど難しそうと思っている方は、Processingを1番最初に学ぶと良いでしょう。
Processingは描画やアニメーション、ビジュアルデザインやグラフィックに特化したプログラミング言語になります。
プログラミングを始める方がまず最初につまずくのは開発環境の準備です。
ここではProcessingの開発環境の準備をご説明します。
開発環境の準備
Processingを始めるにあたり、IDE(Integrated Development Environment/統合開発環境)を準備します。
開発環境は無料です。
Processingの公式サイトからアプリケーションをダウンロードしてきます。
Processing
https://processing.org/
公式サイトにアクセスしましたら、Welcome to Processing!のメッセージの下の「Download」ボタン、または画面上部のナビゲーションの「Download」ボタンをクリックして、ダウンロードページに進みます。

ダウンロードページより、Windows版のProcessingのダウンロードボタンを選択して、最新バージョンのProcessingをダウンロードします。
2026年4月現在は、「Processing 4.5.2」と4系のバージョンが最新となっています。

他にも、「Need another version?」の項目からも、Windowsのアイコンを選択してProcessingがダウンロードできます。
また、最新バージョンの動作が不安という方は、これまでに安定していた1つ前のバージョンを利用すると良いでしょう。
古いバーションは「Looking for older versions?」の項目の「earlier releases of Processing 4」のテキストリンクから、利用したいマイナーバージョンのProcessingが選択できます。
その他、「list of stable releases」 のテキストリンクからは、3系や2系の古いメジャーバージョンも選択できます。

古いメジャーバージョンは、プラスアイコンをクリックしてメニューを開き、Windows用のProcessingをダウンロードします。
今後のWindows PC(Windows 11以降)は、32bitのアプリケーションをサポートしていませんので、64ビットのアプリケーションをダウンロードします。

ダウンロードが始まると表示が寄付ページになりますが、特に寄付をしなくても大丈夫です。
最初にも言いましたが、Processingの開発環境は無料です。
そのままWebページを閉じてOKです。

ダウンロードが完了しましたら、ダウンロードフォルダを確認しましょう。
Processingのバージョン4.4以降では、Windows版の配布形式が「.zip」から「.msi」のインストーラー形式に変更されています。セットアップウィザードの流れにそってインストール作業を進めていきます。
ダウンロードフォルダにMSIファイルがダウンロードされていますので、右クリックから「開く」を選択します。

セットアップウィザードが起動します。
「Next」のボタンで内容を確認しながら進みます。
「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ、ライセンス契約の内容に同意して「Next」で進みます。

流れの中で Setup Type の選択があります。
Typical (標準)、Custom (カスタム)、Complete (完全)の3つがありまが、基本的には「Typical」を選択して進めてください。
Processingはもともと非常にシンプルな設計なので、「Typical」を選んでも「Complete」を選んでも、実際に使う上での機能差や動作の重さに影響が出ることはほとんどありません。「Custom」については、もしPCのCドライブが一杯で「どうしてもDドライブにインストールしたい」といった事情がある場合にのみ選択し、それ以外は避けるのが無難です。
Typical を選択して、次の画面で「Install」をクリックします。

インストールの作業が実行され、終わりましたら「Finish」をクリックします。

これで、Processingにインストールの完了となります。
インストール後、CドライブのProgram Filesに、Processingの関連ファイルが格納されたフォルダが確認できます。
「Processing.exe」という実行ファイルがProcessingのアプリケーションになります。
こちらをダブルクリックして起動となります。

また、自動的にドキュメントフォルダに、Processingのライブラリ等を管理するためのフォルダの作成されます。
開発時、ファイルの保存先のディレクトリとして活用するといいでしょう。

Processing.exe の実行ファイルをダブルクリックで起動すると、開発環境のエディタが立ち上がります。
初めて起動した際はWelcomeメッセージが表示されたりしますが、「Show this welcome message each time」のチェックを外して「Get Started」をクリックして、Processingの利用を開始しましょう。

これでProcessingの開発環境の準備が完了です。
あとはエディタにどんどんプログラムコードを書いていってください。
エディタの使い方はとてもシンプルで、
わかりやすい再生と停止アイコンのボタンで、プログラムを実行したり停止させたりします。

スケッチファイルの保存は、エディタ上部のツールバーの「ファイル」のオプションから行います。

保存先は好きな場所でいいですが、デフォルトの設定でアプリケーションが管理されているフォルダになっていることがあります。ライブラリ等を管理するためのフォルダのほうが、ドキュメントから手軽にアクセスできるので、そちらのほうがいいでしょう。

保存先を指定しましたら、わかりやすい名前をつけて保存します。

これで、ドキュメントフォルダの中のProcessingフォルダと、わかりやすい場所でProcessingのスケッチプロジェクトが管理できるでしょう。

スケッチファイルは同じ名前のフォルダでプロジェクトフォルダとして管理されます。
開発環境の準備はWindowsもMacもほとんど変わりませんが一応、Macユーザーの方はこちらで紹介しています。
また、Processingの簡単な基礎はこちらで少し紹介しています。
書籍を参考に学習を進めたい方は、以下の書籍が初心者におすすめとなっております。
プログラミングを自分のペースで楽しく学んでください。