学習管理サービス「Google Classroom」で先生と生徒のやり取りが簡単になる

Google Classroomとは、グーグル社の提供している教育現場での教員と学生間のやり取りが簡単にでき、課題や質問等のやり取り、データの受け渡しなどが共有するサービスです。

このサービスでは「クラス」というグループを作成しその中でやり取りを行っていきます。
資料の提示や課題の出題といったこともでき、さらに課題の提出状況も確認できます。

教師は成績の集計などもできますが、そこまでGoogle Classroomで管理していくかは自由です。
今までMicrosoft Excelなどで管理していた人はそのままでもいいですし、試しに利用してみるのもいいです。

Google Classroomの利用はGoogleアカウントを持っていれば誰でも利用できます。
個人用の無料のGoogleアカウントからGoogleのサーバを独自ドメインで利用できる企業用のG Suiteユーザーも。

ここでは教師と学生とのやり取りが簡単にできる便利なサービス「Google Classroom」の導入方法と簡単な使い方をご紹介します。


Google Classroomの導入


Google Classroomの導入は非常に簡単で、Googleアカウントをお持ちのユーザーに対してアプリケーションが提供されています。

WebブラウザからGoogleアカウントでログインします。
そしてGoogleのアプリから「Classroom」を選択します。

Google Classroom アプリ



ログインしているアカウントで利用されるでしょう。
アカウントが選択されている状態で「続行」ボタンをクリック。

Google Classroomの導入

Google Classroomの利用


これでGoogle Classroomが利用できます。
始めたばかりは管理または参加しているクラスは何もありません。

簡単な使い方を含めて、早速クラスを作っていきましょう。


クラスの作成


それでは授業や講義が行えるようにクラスを作成してみましょう。
クラスの作成は、右上の「+」ボタンから「クラスを作成」を選択します。

Google Classroomのクラスを作成


クラスの作成画面では、クラス名からセクション・科目・部屋と情報を設定していきます。
最低限必要な情報としてクラス名は必須となります。

Google Classroomのクラスの詳細設定



情報を設定しましたら「作成」ボタンをクリックしてクラスを作成します。

クラスが作成されたら以下のような画面になります。
このクラスで授業や講義に関するやり取りを行っていきます。

Google Classroomのクラスページ



投稿ではクラス全体でやりとりを行うこともできますし、1人の生徒を選択または何名かを選択することで個別のやりとりもできます。この時、他の生徒には個別のやりとりが表示されることはありません。

Google Classroomでの個別のやりとり



添付するファイルがある場合は、「追加」のボタンからファイルを追加して投稿することができます。


クラスの作成には一応制限があります。

まずはすべての種類のアカウントに対してクラスの人数制限です。


クラスの人数制限

  • 教師数の上限:20人
  • メンバー数(教師と生徒を合わせた人数)の上限:1,000人
  • 1人の生徒に割り当てることができる保護者数の上限:20人



意外と制限には余裕がある感じもします。


続いて、個人用アカウントの制限です。

個人のGoogleアカウントでの制限

  • 作成できるクラス:1日あたり30個
  • 参加できるクラス:最大100個、1日あたり30個
  • メンバー数(教師と生徒を合わせた人数):250人
  • 送信できるクラスへの招待状 1日あたり1クラスごとに100通



こちらも十分余裕な範囲の制限ではないでしょうか。

他にも、個人のGoogleアカウントでで利用できない機能として、保護者宛ての概要説明メールが送れないことやクラスメートのメールアドレスを表示しないという制限もあります。


ただ1つだけ注意点があります。
基本的にクラスへの招待はGmailのユーザーに限られますが、企業向けのG Suiteなどのアカウントではクラスを作成したドメインからしかメンバーのクラスへの参加が許可されません。
管理コンソールからクラスの設定で外部ドメインを許可する設定に変更する必要があります。

管理コンソールでの設定変更はこちらで説明しています。

↓ ↓ ↓

G Suiteの設定でGoogle Classroomで外部ドメインの招待を許可する


課題の出題や資料の提示


クラス内のやり取りから「授業」タブを選択すると、課題を出題したり質問をだしたり資料を提示などが行えます。

課題の出題や資料の提示01

課題の出題や資料の提示02


課題に関しては、テスト付きの課題も簡単に出せるようになっています。

学習管理のため課題提出を利用される方は、下記で使い方をご紹介しています。
あとで見ておくと良いでしょう。

↓ ↓ ↓

Google Classroomでの課題の配布・提出の管理


メンバーの追加・招待


メンバー」タブを選択すると、教師や生徒のメンバーの確認や追加・削除ができます。
右側にあるメンバー追加のアイコンからメンバーの追加・招待を行います。

Google Classroomのメンバーの追加


招待にはメールアドレスを入力して「招待する」ボタンをクリックすれば、入力したアドレスに招待メールが送られます。
一度に複数の招待メールを送ることもできます。

Google Classroomに生徒を招待する


もう一つ別の招待方法として、教師がクラスコードを生徒に共有して参加してもらう方法もあります。

クラスコードを入力してクラスに参加



参加する生徒はGoogle Classroomの「クラスに参加」ボタンから、共有してもらったクラスコードを入力して参加します。

他、クラスコードがあれば自由に出入りができるわけですが、後からごちゃごちゃするのを避けるために、ある程度の参加者がクラスに入ったらクラスコードを無効にすると良いでしょう。

各クラスの画面右上の歯車アイコンの設定から、全般の項目にクラスコードについての設定があります。
ここで「無効にする」を選択します。

Google Classroomのクラスコードを無効にする



あとから一人二人と追加する場合は、メールアドレスから招待すれば良いかと思います。
また有効にする場合もこちらから簡単に有効化できます。
(クラスコードは変更されますが、現在参加している生徒に影響はありません)


その他


簡単な説明でしたが、Google Classroomでは教員と学生間のやり取りが簡単にできることがわかります。

最後に全体的な操作ですが、
画面左上のアイコンを選択するとGoogle Classroomのナビゲーションが表示されクラスの一覧が確認できる他、出した課題の期限など設定した日をカレンダーで確認できたり、課題の提出確認がToDoで確認できたりします。

Google Classroomの操作01


1番上のホームアイコンからはGoogle Classroomのホーム画面にいき、自分が管理しているまたは参加していクラスがざっくりと確認できます。
またクラスの追加や参加は画面右上の「+」ボタンから行えます。

Google Classroomの操作02

教師の方に多いと思いますが、G Suiteユーザーが作成したクラスで学生がうまく参加できなかったり、自分自身が別のクラスに参加できなかったりします。
G SuiteユーザーはG Suiteアカウントの設定で、生徒や別のG Suiteドメインの参加や別のクラスへの参加の許可を設定する必要があります。

↓ ↓ ↓

G Suiteの設定でGoogle Classroomで外部ドメインの招待を許可する


参加しているクラスは、クラスの一覧からいつでも登録を削除して部屋から出ることもできるので、学生は自由に気軽に参加することができます。

Google Classroomの登録を削除



学校などの教育現場での活用にピッタリなサービスですが他にも、企業の社員教育の一環の週一で行う勉強会や何かの教室を開いている企業・個人もうまく活用できるかもしれません。

とても便利なサービスなので、是非多くの方と利用して効率の良い講義や授業を進めていってください。


また、Google Classroomはスマートフォンやタブレット端末でもアプリとしても提供されているので、iOSやAndroidでも利用が可能です。

アプリについてはこちらで説明しています。

↓ ↓ ↓

Google ClassroomをiPhoneやiPad、Androidなどのデバイスで利用


オンラインでの授業なども考えているのであれば、大人数でのミーティングやWebセミナーなどができるビデオ会議アプリ「Zoom」を一緒に利用してもいいでしょう。ホワイトボード機能も搭載されています。

以下、Zoomアプリの導入と簡単な利用方法をご紹介しています。

↓ ↓ ↓

手軽に利用できるビデオ会議アプリ「Zoom」の導入と簡単な使い方

Googleの有料のビジネスツール「G Suite」をご利用の場合は、Google MeetをGoogle Classroomで手軽に利用することができます。

クラスの設定の全般の項目にMeetの設定があります。
Meetのリンクを生成」をクリックするとMeetのリンクが作成されます。と同時に生徒に表示する項目がオンになります。

クラスの設定
Google Classroomのクラスの設定からHangouts Meetのリンクを生成する



Meetのリンク右の矢印を選択すると、リンクをリセットすることもできます。
毎授業ごとにリンクを変更したい場合に利用できます。

これで、クラスのメインページにMeetのリンクが表示され、Google Meetを使ったオンライン授業が手軽に行えるようになります。

Google ClassroomでHangouts Meetのリンク表示



Google Meetについては以下でご紹介しています。
ビデオ会議の参加には、URLだけでなく会議コードも必要となります。

↓ ↓ ↓

ビデオ会議ツール、Google Meet(旧Hangouts Meet)の使い方

また、ビデオ会議の参加・出席状況も監査ログで確認することもできます。

↓ ↓ ↓

Google Meetのビデオ会議の参加・出席のログを確認する


講義資料型であれば、Classroomの質問機能を使うことで手軽に出席確認ができます。

↓ ↓ ↓

Google Classroomでオンライン授業の出席確認、出欠管理をする


その他、SkypeやGoogleハングアウトを利用する方法もありますが、Skypeは有料版でしかホワイトボード機能が利用できず、Googleハングアウトではありません。Google Meetも同じです。
もしホワイトボードが必要であれば、無料のGoogleアプリの「Jamboard」を画面共有しながら利用すると良いでしょう。

↓ ↓ ↓

Googleのデジタルホワイトボード、Jamboardアプリの使い方